勉強の悩みや疑問

【解決法】高校入試(受験)社会の勉強法が分かりません!

 

いろいろな勉強の悩みに対して解決策を
回答していくコーナーです。

 

今日の悩みは高校入試の社会の勉強法に関するもの。

 

高校入試(受験)の社会の勉強の仕方がわかりません。
教えてください。

取り敢えず何も勉強しない状態で過去問を二つといたんです。
全然出来ませんでした。

まぁそっから勉強しようと思ったのですが、どうしたらいいかわかりません。
お店で買った入試対策のドリルに乗っていた問題が
入試の過去問にでてきませんでした。

そこで何をしたらいいかわかりません。
教えてください!

出典:http://chiebukuro.yahoo.co.jp/

 

<回答>

社会が苦手という人に多いのが、

 

「どうやって勉強したらいいかわからない」

 

というものです。

 

 

得意な人からすれば、

 

「そんなん覚えたらいいだけじゃん!」

 

ってなるかも知れないのですが、
それを言ってしまうと何のアドバイスにもなりません。

 

特に入試ということであれば、
単に定期テスト対策とは違った勉強も必要となります。
また、現在の学力状況によってもやり方は多少異なります。

 

今回の質問者さんのケースであれば、
>取り敢えず何も勉強しない状態で過去問を二つといたんです。
全然出来ませんでした。

 

とありますので、
まずは『基礎知識』を身につけるところからスタートだと思います。

 

 

基礎知識を身につける方法

 

基礎知識を身につけるのに一番いいのは
一問一答の問題集です。
地理、歴史、公民に関わらず、
社会科ではたくさんの用語が出てきますから
それを1つずつ覚えていくことが大事になります。

 

すでに持っている問題集に一問一答がついていれば、
まずはそれだけを全範囲やり切る&覚えきるつもりで
勉強してみてもいいと思います。そうするだけでも全然結果は違ってくるはずです。

 

なお、よく

 

「教科書を読みなさい!」

 

という先生もいますが、はっきり言って教科書を読むだけでは
用語の勉強はできません

 

学校の教科書は一問一答の問題集をやるときに側に置いておいて、
気になる言葉が出てきたときに教科書にはどのように出ていたか
確認する程度に使えばいいと思います。

 

また、一問一答を解くときの注意点ですが、
地理の場合は地名や地形(山、川、平野など)が出てきたら、
必ず地図上でその場所を確認するようにしてください。

 

地理は言葉だけを覚えても点につながらないことが多いです。
なお歴史でもときどき地名が出てきますので、その場合も同様に
地図を確認しておきましょう。
(*こういうところで差がつきます!)

 

 

基礎知識を身につけたら次はどうするか?

 

一問一答で基礎知識を身につけることができたら、
一問一答以外の問題を解きながら、知識の確認をしていきます。

 

この段階ではまだ過去問は使わない方がいいですね。

 

その理由としては、過去問では知識の十分な確認ができないからです。

 

過去問で出てくる問題は、問題集の中の1単元につき
せいぜい1、2問程度。中には全く触れられない単元もあるわけです。

 

この段階で過去問中心の勉強に切り替えてしまうと、
受験までに全く確認されないままで終わってしまう単元も
出てきてしまう可能性も十分にありえます。

 

また、一問一答を解くだけでは、実際の入試に出されるような形式に
慣れることもできません。

 

・聞かれ方が違ったら急に答えられなくなる

 

という人もいるはず。そういう人は完全なる練習不足です。
そうならないためには、一問一答をやり終えた後に
必ず練習問題的なものをやっておく必要があるわけです。

そしてそういう練習問題と並行して、
一度やった一問一答も再度解きなおしをしてみると
より確実に知識を身につけることができますね。

 

 

入試対策ドリルが過去問に出ないわけ

 

さて、ある程度練習問題まで解くことができたら、
入試対策用の問題集にチャレンジしてみるといいでしょう。

 

ちなみにですが、今回の質問の中に、

 

>お店で買った入試対策のドリルに乗っていた問題が
入試の過去問にでてきませんでした。

 

という文がありましたが、
これは当然のことです。

 

ここは社会に限った話ではないのですが、

 

入試対策ドリル = 入試に出る問題

 

と思ってはいけません。

 

そう思うと、それをやるだけで入試勉強をしたと
勘違いしてしまいます。
(*実際にはそういう勘違いをしている人がたくさんいます)

 

本当の意味での入試対策ドリルは、

 

「入試までに勉強しておかなければならないことを教えてくれるもの」

 

と捉えておくのが理想です。
そのドリルをやったら終わりではないのです。

 

それをやることで、これから先に勉強することを
絞り込んでいくのです。

 

「入試対策ドリルをやったら●●時代が苦手だって分かった。
じゃあ、今日は●●時代の復習をするぞ!」

 

という使い方ですね。
決してそのドリルを解くことだけで満足しないようにしてください。

 

 

受験に向けた社会の勉強法まとめ

 

ここまでの流れをまとめると、

 

1.一問一答で基礎知識を身につける。
2.練習問題を解きながら一問一答を復習し、知識を定着させる。
3.入試対策問題集で苦手を見つけ、埋め合わせをする。

 

という感じになります。
ここまで準備ができて、ようやく過去問がある程度解ける状態に
なったということです。

 

知識もない状態でいきなり過去問というのは
ちょっと無謀過ぎます。

 

社会科に関しては、やはり知識量の勝負です。、

 

もちろん理解が必要な部分も存在しますが、
そこにも知識は必要なわけです。

 

たくさんの知識を効率的に身につけれるかどうかが
ポイントとなりますので、

 

『覚えてもすぐ忘れてしまう』を防ぐ暗記方法

覚えた内容を定着させ、更に理解も深まる勉強法

暗記をするなら夜が良いというのは本当か?

社会は単なる暗記の科目なのか?

「書いて覚える」と「書いたら覚えられる」の違い

何回書けば覚えられるか?

 

などの記事は是非参考にしてもらいたいと思います。

 

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