今回から中学英語の勉強法についてお話していきたいと思います。
(※英語が苦手な高校生にも参考になると思います。)
中学英語の勉強法と一口に言っても、
「定期テストに向けての勉強法」
と
「高校受験に向けての勉強法」
で少し違う部分もあるのですが、ここではまず、
「定期テストに向けての勉強法」
についてお話をしていくことにします。
(※高校受験に向けてはまた改めて書きます。)
定期テストに向けた英語の勉強をする上で
ポイントとなるのは、
1.単語
2.文法
3.長文(教科書本文)
などですね。
テスト範囲に関して上記それぞれが
しっかり勉強できていれば、
おそらくとてもよい点を取ることができるはずです。
もし今、英語のテストで点が取れないと悩んでいる人が
いるのであれば、
そのうちのどれか、もしくは全て(?)において
正しく勉強できていない可能性があります。
今回の記事では、定期テストに向けた
英語の勉強の流れを4つのSTEPに分けて
解説していきます。
STEP1:単語を暗記する!
当たり前中の当たり前ですが、
単語を覚えないことには始まりません。
ほとんどの学校の定期テストでは、単語だけの問題も
出題されているかと思います。
ですから、単語を覚えているだけでも
何点かは得点できるということですね。
逆に覚えていないと点にならないわけですから、
非常にもったいないということになります。
そんな単語ですが、覚えなければならないのは、
(1)意味
(2)スペル(つづり)
(3)発音
の3つです。
1つの単語につき、この3つをセットで覚えないといけない
ということです。
例えば、
'beautiful'
という単語。
意味は言えるけど、
スペルは書けない。
発音は「ベーテ・・・フリ?」
とかではダメだということですね。
先ほど挙げた3つ全てをきちんと覚えてこそ、
その単語を暗記したことになるわけです。
こういった単語の覚え方については
次回の記事で詳しくお話をしたいと思います。
STEP2:新出文法をマスターする!
単語の暗記と合わせて、
テスト範囲内の新出文法をマスターする必要もあります。
新出文法に関しては、
「どういう英語のとき、どういう日本語になるか?」
という、
(1)英語の形
(2)日本語の意味
の2つをしっかり理解して覚えましょう。
またこれらに合わせて、その文法の
「項目名」
も覚えておくと便利です。
項目名とは、
「be動詞」
「現在進行形」
「不定詞」
など、その文法につけられている名前のことです。
これらの呼び名を知っておくことで、
学校や塾の先生が言っている話が分かりやすくなったり、
問題集の解説の意味が理解しやすくなったりします。
新出文法の勉強法については、
次々回の記事で書きますので、そちらを参考にしてください。
STEP3:教科書本文を覚える!
単語と文法を勉強できたら、
テスト範囲内の教科書本文も覚えておかなければ
なりません。
教科書本文を覚える際には、
(1)英文を日本語訳に
(2)日本語訳から英文に
と、書き換えができるようになれることが
のぞましいです。
テストで高得点を狙う人であれば
(2)まで完璧にしておかなければなりません。
単語と文法はある程度勉強していても、
本文の暗記までは・・・という人も多いので、
これをやるかやらないかで差がつくところでもあります。
またしっかり(2)までやっておくと、
テスト内に「英作文」が出されたときにも
役立ちますね。
定期テストに出題される英作文は、
教科書の本文内容や、新出文法に関するものが
中心となりますから、
ここでも大きく差がつくことになります。
ただ、長い長文を覚えていくのは大変ですよね。
実はこれにもコツがありますので、
今後の記事の中で紹介していければと思います。
STEP4:準拠問題集を解く。
テスト範囲内の単語、文法、教科書本文が勉強できたら、
最後に問題を解いて確認しておきましょう。
問題として使うのは、
「教科書準拠」
の問題集にしてください。
教科書準拠とは、学校で使っている教科書に
ぴったり合っている問題集のことです。
ニューホライズンを使っている人なら
ニューホライズンの準拠問題集。
サンシャインを使っている人なら
サンシャインの準拠問題集を選んでください。
これを間違えてしまうと全く意味がありませんので
注意が必要です。
そして準拠問題集を解いて間違えた問題や、
忘れてしまっていたところは、
再度教科書を見直して覚えなおしましょう。
ここまでしっかりやるのがテスト勉強です。
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以上、4つのSTEPに分けて中学英語の勉強の流れについて
お話をしてきました。
このような流れで勉強を進めることで、
定期テストで点が取れるようになるはずです。
今回は全体的な勉強の流れについてのみお話しました。
次回から各STEPごとの細かい勉強法について
解説をしていきたいと思いますので、
そちらも是非参考にしてください。