今回はテレビの音がうるさくて勉強にできない!という悩みに対して
解決策を解説してみたいと思います。
以下はYahoo知恵袋に掲載されていた悩みの抜粋文です。
勉強中についての質問です。
私の部屋は居間の隣にあります。
間を分かつのは壁ではなく扉なので、閉めていても普段から会話など、
特に耳の悪い父が大きめに設定してるテレビの音量などは意識せずとも
内容などもはっきりと入ってきてしまいます。~中略~
問題を解く時などは、一旦集中してしまえばそのまま外の音が入ってこなくなるので
音楽をかけてしまえば大丈夫なのですが、
暗記の時、例えば教科書の内容をまず読んでみたり学校で配られたプリントを
覚えたりする時にはどうしてもそちらに意識がいってしまいます。~中略~
耳栓の購入なども考えているのですが、何かいい解決方法がないかなと思い質問させて頂きました。
お答え頂けると嬉しいです。
<回答>
今回の悩みの一番のポイントは「音」ですね。
周囲の音、特にテレビの音が気になって集中ができないと
いうことだと思います。
この場合の解決方法は3パターンが考えられますので、
それについて1つずつ解説をしていきたいと思います。
解決策1:家族の協力を得る。
まず1つ目のパターンは家族の協力を得ることです。
今の現状をしっかりと家族にも伝え、
勉強しやすい環境づくりのために協力をしてもらうということです。
例えばですが、どうしても音が大きくなってしまうのであれば
ヘッドホンや手元スピーカーを利用してもらうとか、
もしくは暗記など、特に集中したい時間に関しては
あらかじめその旨を家族にも伝え、
その時間だけはテレビを消したり、
やや音量をさげてもらうようにしてもらうなど、ですね。
どんな家庭でもそうですが、
集中できる学習環境を作るためには
家族の協力は必須です。
共同生活の場なので、
1人だけでなんとかその環境を作り出そうとするのには
無理が生じてしまいます。
そこは一度じっくり家族と話合ってみてもいいかと思います。
解決策2:音をさえぎる。
2つめのパターンは、音をさえぎるということです。
悩みの文の中にも書いてあったとおり耳栓を使うのも一つの手です。
ただし耳栓を使っても、聞こえる音は小さくなりますが
完全にその音をさえぎることはできません。
隣の部屋ということで、どの程度の音量でテレビが聞こえてくるのかは
わかりませんが、仮に耳栓をしたとしても、
テレビの中の声や音がかなり聞こえてしまうという可能性もあります。
それだと耳栓では不十分になりますね。
そのような場合には、テレビの音を掻き消す音を聞きながら
勉強をするというのが対策になってきます。
ただし、そこで好きな音楽やラジオを聴いてしまうと
全く意味をなしません。
そういうときに聞くべきなのは
「メロディーの無い音」
がベストです。
例えば雨が降る音や波の音など、自然に関する音。
または街中のざわざわした音などですね。
こういう音はインターネットで調べればいくつも検索結果に出てきます。
それをスマホなどから聞きながら勉強するということですね。
あとは実際に集中力を上げるための音として
販売されているものもあります。
こちら↓
無料音声もあるので、そちらを聞いてみてよければ購入というのも
いいかも知れません。
ちなみに自分はこれをiphoneに入れて、
こういった記事を作成するときなどに聞いています。
当然個人差はあると思いますが、自分はこの音を聞きながらだと
ビックリするくらい集中できるので欠かせないアイテムです。
解決策3:勉強時間の調整と集中の分散
3つ目のパターンは勉強時間の調整と集中の分散です。
自宅で勉強している間、ずっとお父さんがテレビを見続けている
ということはないと思います。
例えばですが、お父さんは11頃には寝てしまう、
ということであれば、それ以降の時間を集中力の必要な暗記に充てるとか、
あとはテレビのついていない朝に少し早く起きて勉強するとか、
勉強する時間を調整してみるのも一つの方法です。
また暗記でずっと集中しづらい場合は、
暗記するものを細分化して、一度に覚える量を少なくする工夫も
やってみるといいかも知れません。
例えば次の日までに単語を20個覚えないといけない、
というような場合なら、
20個を短時間で一気に覚えてしまおうとするのではなく、
2個ずつをセットにし、その2個を5分で覚えたら、
次は全く別の勉強をしばらくし、そしたまたしばらくしたら、
次の2個を覚える、といったような具合です。
この方が集中力も分散され、頭も疲れにくくなりますし、
2個くらいなら、多少テレビの音が気になっても
覚えられそうではありませんか?
以上、悩みに関する回答を3つ挙げてみました。
1.家族の協力を得ること。
2.音をさえぎること。
3.勉強時間の調整と集中の分散
というものでしたね。
同様の悩みを抱える人も多いと思いますので、是非参考にしてみてください。