前回の記事
の中では、目標達成で一番大切なのは「本気で達成したい目標にすること」だというお話をしました。
今回は、そんな『達成したい』目標を実際に『達成できる』目標にするための目標の立て方について2つのポイントをお話をしたいと思います。
いつまでに目標達成するのか期限を決める
自分にとって達成したい目標ができたとします。
次に考えなければならいのが、
『期限』
です。
つまり、
「いつまでにその目標を達成したいのか?」
ということですね。
一生をかけて・・・という人じゃない限りは、立てた目標に達成したい期限があるはずです。それを明確にしてください。
例えば、定期テストで何点とりたいという目標であれば、それはいつの定期テストなのか?
次の定期テストなのか?学年最後の定期テストなのか?
また受験で志望校に合格ということであれば、受験日もしくは合格発表日がその期限になるかも知れません。英検などの資格関係でも同じですね。
ただ、そういうテストに関する目標であれば、割と期限が決めやすいのですが、それ以外の目標である場合は、しっかりと自分で考える必要も出てきます。
例えば、
「英単語を100個覚える!」
という目標を立てた場合。
このままでは、いつまでに目標達成をするつもりなのかが分かりません。
1週間後?2週間後?1ヶ月後?それとも1年後・・・??
どこに目標達成の期限を定めるかによって、そこに向かうペースも異なってきます。
1週間後なら単純計算で最低でも1日に15個程度は覚えないといけない。
2週間後なら1日7~8個程度。
1ヶ月後なら1日3~4個程度。
1年後なら・・・となってくるわけです。
もし期限が決まっていない状態にしてしまうと、このようなペース配分が全く見えないものになってしまいます。
そうなると、思ったように勉強も進まず、結果的に目標達成ができずに終わってしまうのです。
勉強の目標達成のためには、期限をしっかり決めること。これはとても大切です。
中期目標・短期目標を立てる
目標の期限を作ったときに、その期限がかなり先に設定されている場合は中期目標と短期目標も同時に設定しておく必要があります。
例えば、1年後の志望校合格を目標にするのであれば、これから1ヶ月後の目標、2ヵ月後の目標…半年後の目標を一緒に設定しておくというイメージです。 高校受験なら各定期テストや模試のタイミングを目標にしておくのもいいでしょう。
このように短期や中期の目標も合わせて考えておく理由は途中経過を確認するためです。
もしこのような中・短期目標を設定せずに突き進んだ場合には、目標期限ギリギリになって、実は全然間に合っていないなんてことに気づかされることになる可能性もあります。もちろんそうなれば目標達成はできません。
しかしながら、最終目標に向かう途中に短期や中期の目標があれば、その時点で間に合っていないことに気づけ、早めに対策を打つことができるわけです。 もちろん十分間に合っているということであれば、安心して目標達成に向けて進むこともできますね。
このように、途中確認をしながら、確実に最終目標に向かうためには 『中・短期目標』 の設定が絶対に必要です。
ただ、これらの目標を設定する上での注意点があります。それは、
「最終目標につながる目標にすること」
です。
当たり前に聞こえるかも知れませんがここがずれている人が結構な確率で存在します。
例えば、以前に実際にあった例で言うと、
最終目標:○○高校合格!
中期目標:部活の大会で優勝する!
全然つながりがありませんよね(笑)
でも、こういう目標を平気で立ててしまう人がたくさんいるわけです。
今回の例で言うならば、高校合格と部活の優勝という2つの目標を別々にわけて考えた方がいいでしょう。最終目標につながる短期・中期目標を上手に設定しておくことが、目標達成につながる大切なポイントいうことになります。
達成できる勉強目標の立て方まとめ
いかがだったでしょうか?達成できる目標を立てるために必要な2つのポイントについて解説をしてきました。
・期限を決める
・中期、短期目標を決める
これらはどちらも目標達成に欠かせません。上手に目標を立てることで、その目標が叶う確率も大きくアップします。ぜひこれからのテストや受験に向けて正しい目標設定を心がけてください。
定期テストの目標を達成するためには、こちらのマニュアルもオススメです!