暗記が苦手だと言う人多いですね。
そんな人から、
「記憶力を良くするにはどうすればいいですか?」
という質問を受けることがあります。
まあ長くこの業界にいると、それこそ何十回、
何百回と、同じ質問を受けます。
それだけ悩んでいる人が多いというのが現状
なんでしょう。
今回はそんな質問に対しての私なりの回答を
ここで紹介したいと思います。
記憶力を良くするためにすべきこと。これに
は大きく2つがあります。
1つ目は
「とにかく記憶(暗記)をしまくること」。
そしてもう一つは
「記憶の仕方を覚えること」。
この2つです。
というわけで、
ここからそれぞれについて解説をしていきたいと思います。
1.とにかく記憶(暗記)をしまくること。
暗記が苦手、記憶力がないと言う人に、
このアドバイスをしても、全く持って効果が
ないということは分かっています。
ただ、これが"事実"ですから仕方がないわけですね。
おそらくですが、先ほどの質問をしてくる
ような人たちは、記憶力が良くなる"魔法"と
でもいうべき答えを期待しているのでしょう。
もちろんそんな"魔法"は存在しません。
記憶力を良くするには、記憶力を良くする
トレーニングを積むしかないんです。
そのトレーニングというのが「暗記をしまくること」です。
暗記、記憶を司るのは脳ですよね。
実はこの脳は鍛えれば鍛えるだけ強くなれるんです。
いわば筋肉のようなもの。
体の筋肉を筋トレで鍛えるように、
脳を鍛えるには脳トレ、すなわち脳を使い
まくるということをするのが効果的だということです。
ただ脳を鍛えるときに一番効果的なのは、
単に闇雲に覚え続けるということではなく、
覚えたら確認、覚えたら確認、この繰り返しです。
まさに腕立て伏せで腕を曲げたり、伸ばした
りするようなイメージですね。
覚えたと思ったら、しばらくして確認してみ
る。それを何度も繰り返しているうちに、
脳はどんどん鍛えられ、記憶に強くなっていきます。
「暗記が苦手・・・」
という人は、普段、暗記するということから
逃げてしまっていることがほとんどです。
ですから余計に脳が弱ってしまうんですね。
ただ、筋肉と同じように、多少弱ったとして
も、トレーニングをすればまた力を取り戻せます。
これまで暗記が苦手だと避けてきた人は、
これから毎日少しずつでもいいので、
覚えたら、確認。覚えたら、確認。
このトレーニングに励んでみてください。
これが記憶力を良くするための1つ目の方法です。
2.記憶の仕方を覚えること。
暗記が苦手と言う人の中には、この記憶の
仕方がヘタクソな人も存在しています。
以前の記事にも書きましたが、
「書いたら覚えられる」
と思っている人はいませんか?
親御さんや先生からも、
「書いて覚えなさい!」
と言われるので、とにかく書く。
そればっかりをやっている人がいますが、
実際にきちんと覚えられていますか?
もしそれで覚えられているならOKですが、
もし覚えられていないようなら、やはりその
やり方に問題があるということなんです。
記憶の仕方が間違っていると、覚えることに
すごく時間がかかってしまったり、結果的に
覚えられなかったりします。
それが繰り返されることで、
やっても覚えられない
=暗記が苦手
=記憶力がない
というイメージが自分の中に出来上がって
しまうわけですね。
実際にはただやり方が少し間違っているだけ
なのですが・・・。
具体的な記憶の仕方については、
から始まる"脳の仕組みシリーズ"
などを参考にされるといいと思います。
また、
「本当に暗記が苦手すぎてどうにかしたい!」
と言う人であれば、記憶術というものを利用
するのも一つの方法です。
ただ先に言っておきますが、記憶術だからと
言って、覚えたいものが何でもポンポン頭に
入ってくるというものではありません。
あくまで私がこれまでにもお伝えしてきた
ような暗記のコツに関して、また別の視点や
さらに面白く工夫して教えてくれるというの
が記憶術なわけです。
当然そういう記憶術を学ぶにはお金も必要
です。記憶術を教えるセミナーのようなもの
もあって、そこに行くと2日で5万円くらい
の費用が必要になります。
ですから、誰でもそれを受けることができる
わけではないですね。
仮にセミナーに参加せずにそういうものを
学びたいということであれば、私がときどき推奨している
という教材がおすすめです。
この記憶術の一番の特徴は、
「脳を活性化させて記憶しやすい状態を作る」
というもの。
つまり、何かを記憶する前に、まず記憶しや
すい脳の状態にしておいて、そこから記憶を
していくというものです。
この方法で、ジニアス記憶術はアメリカでも
特許を取っています。
記憶の方法論自体は、他の記憶術教材と
そんなんに大きくは変わりません。
ただ、その効果を存分に発揮させるための
仕組みが特別だということなんですね。
少しばかりお金はかかりますが、こういう
記憶術教材を参考にして勉強するというのも
暗記をスムーズに進めるための一つの方法です。
それこそ成績の上がらない塾に塾代を払う
よりもよっぽど効果があると思います。
ここまで、今日は記憶力を良くするための
方法をお伝えしてきました。
その方法とは、
1.とにかく記憶(暗記)をしまくること。
2.記憶の仕方を覚えること。
という2点でしたね。
最後には記憶術に関する教材もご紹介しま
したが、それに頼らずとも日々の努力で記憶力は向上します。
是非、上記を参考にがんばってください。
p.s
先ほどご紹介させて頂いたジニアス記憶術
にご興味があるかたは、以下より詳細をご覧ください。
ここに書かれてある文章を読むだけでも
記憶力がよくなるヒントをつかめると思いますよ。
http://www.infotop.jp/click.php?aid=203627&iid=55905