効果的な暗記方法

1日5個の英単語を誰でも無理せず暗記する勉強法

 

タイトルを見て、

 

「1日5個って少ねー!!」

 

って思った人もいるかも知れませんが、
1日5個でも10日で50個です。

 

1ヶ月もあれば150個も覚えたことになります。

 

1日に1個すらまともに覚えようとしない人もいる中で、
この1日5個がどれだけの威力を発揮するか。

 

まさに「塵も積もれば山となる」ですね。

 

そして、そんな塵もつもればを継続するためには、

 

「無理をしないこと」

 

ここが一番大事です。

 

よほどの頑張り屋さんで無い限りは
無理をすると続きません。

 

「1日20個覚える!」

 

とやっても大半の人は3日坊主で終わります。

3日すら続かず、2日目で挫折する人も多いことでしょう。

 

ですから、
続けるために無理をすることは避けなければなりません。

 

1日5個という少ない数だからこそ
無理なく続けられるわけです。

 

そしてさらにもう一つ、
無理をしないで済む工夫があるというのも
とても重要なポイントになります。

 

ここからは、そんな

1日5個の英単語を誰でも無理せず暗記する勉強法

について詳しく解説をしていきたいと思います。

 

無理せず暗記する方法とは?

無理なく勉強をすすめる最大のポイントは、

 

「勉強時間を増やさない」

 

ということです。

 

勉強時間を増やそうとすると、
どうしても自分に無理をしてしまうことになります。

 

もちろん、普段から勉強をあまり出来ていない人は、
そうやって勉強時間を増やすことも大事なのですが、

そこで一気に増やそうとしてしまうことが、
続かなくなる原因でもあります。

 

でも、

 

「勉強時間を増やさないで単語を覚えるってどういうこと?」

 

ってなりますよね。

 

それを可能にするのが、

 

ながら勉強

 

です。

 

一般的なながら勉強とは、

 

・音楽やラジオを聴きながら勉強する。
・テレビを見ながら勉強する。
・お菓子を食べながら勉強する。

 

といった感じで

 

よくない勉強法

 

という位置づけにあります。

 

ただそれは、

 

勉強メイン + ながら

 

の場合の話です。

 

しっかり勉強したいときに音楽やお菓子などの
ながらを付け足してはダメってことですね。

 

実は今回のながら勉強はその逆になっていて、

 

他メイン + ながら勉強

 

というものになっています。

 

つまり、「何かをしながら、ついでに勉強する」っていう仕組みです。
敢えて言うなら「逆ながら勉強」とでも言うのでしょうか?

 

ではここからそんな逆ながら勉強の具体例についてお話をしていきます。

 

逆ながら例1:着替えながら

朝起きて学校に行く前に着替えながら単語を1個覚えます。
服を着ながらぶつぶつ単語を唱えるといいかも知れません。

 

逆ながら例2:歯磨きしながら

歯磨きをしながら、頭の中で覚える単語をイメージします。
イメージするのは、覚える単語・発音・意味の3つです。

 

逆ながら例3:通学しながら

学校に通う途中に単語を1個覚えてしまうイメージです。
通学時間が長めの人なら、ここまで朝に覚えた2単語も合わせて
ここで復習できるといいですね。

 

逆ながら例4:下校しながら

ここは追加で覚えるのではなく、朝に覚えた単語を
復習する時間として使います。

「着替えるとき覚えた単語は○○で、
 歯磨きしながら覚えた単語は□□で、
 通学しながら覚えた単語が△△だったな!」

と3つの単語を思い浮かべることができればOKです。
もしここで忘れている単語があったら帰宅後すぐに復習しましょう。

 

逆ながら例5:夕食を食べながら

夕食を食べながら、新しい単語を1個覚えます。
食べている間ずっと単語のことを考えていたのでは
おいしく食事ができないでしょうから、

 

例えば食べる直前に一度単語をイメージして、
そして食べている途中のどこかで一度イメージして、
食事が終わった直後にもイメージしてみる、
といったような感じで、自分なりのルールを決めてやってみてください。

 

ちなみにある生徒さんは、
食事をしながらテレビを見つつ、そのテレビがCMに入った時に
単語を覚えるということをしていたようです。

 

逆ながら例6;お風呂に入りながら

お風呂時間も絶好の暗記タイムになります。
ここでもお風呂の時間中ずっと単語のことを考えていると
気持ちが休まらないと思いますので、

 

入る前と、頭を洗っている間、
そして出た直後に単語をイメージするなど
自分流のルールを決めてみてください。

 

以上、逆ながらのの6つの例を挙げましたが、
下校中を完全に復習に充てたとしても、
これで5つの単語を覚えれることになりますね。

 

そしてこれらの確認テストと復習を寝る前のタイミングで 行えば完璧です。

 

 

逆ながら勉強の大事なポイント

さて今回の逆ながら勉強のやり方イメージはつかめましたでしょうか?

 

ここではその逆ながら勉強をする上でのポイントについて
解説しておきたいと思います。

 

ポイント1:あらかじめ覚える単語は決めておくこと。

これについては前日の夜寝る前までに、
次の1日で覚える5つの単語を決めておいて欲しいと思います。

 

実は一番面倒なのはこの部分かも知れません。

 

もちろん何日か分をまとめて決めておいても構いません。
その場合は、どの日にどの単語を覚えるか
一覧にしておいてパッと見えるのがいいですね。

 

リング式カードや小さいメモ帳などにまとめておくと
見やすくて便利です。

 

スマホのメモ帳を利用してもいいでしょう。

 

とにかく朝起きてから覚える単語を決めるというふうに
ならないようにだけ気をつけてください。

 

ポイント2:1つのながらで1つの単語

あるながら中に覚える単語は絶対に1単語だけにしてください。
そこで一気に複数の単語を覚えようとしないこと、これがポイントです。

 

歯磨きのときは○○という単語を覚えると決めたら、
もうそれだけに集中するということですね。

 

ここは絶対に欲張らないこと。

 

1ヶ月くらいやって、余裕が出てくれば
2個、3個と増やしてもいいかも知れません。
最初のうちは絶対に1個に絞るということを守ってください。

 

ポイント3:復習する日も決めておこう

この逆ながら勉強をさらに効果的にするのが、復習日の設定です。

 

1日5個で進めると、1週間では35個になりますが、
できればそのうちの1日は復習日にしてしまいましょう。

 

結局は1週間のうちの6日間×5個=30個を復習日に復習するという
イメージになります。

 

一番いいのは日曜日ですかね。

 

この日は学校も無いでしょうから、いつものながらが通用しない
一日になるかと思います。

 

そんな1日を使って、一週間の復習をしてみるわけです。

 

 

以上のようなポイントも考慮しながら取り組めば、
今回お話した「逆ながら勉強」の小さな積み重ねが、
やがて大きな成果へとつながると思います。

 

勉強時間を新たに増やさず、
いま使っている時間を有効に活用するというこの方法。

 

ぜひ実践して役立ててください。

 

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