中学数学の文章題|苦手克服勉強法~読解力は必要か?~

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今回は数学の中でも特に苦手とする人が多い
文章題の勉強法についてお話したいと思います。

今日の話は、途中、中学生が読むにはちょっと難しい内容も出てきます。
(やや大人向け。)

でも最後まで読みきれば、
きっと文章題の勉強法を理解することができる、という内容になっています。

 

さて、文章題を解くためには、

1.書かれた文章の意味を理解する。
2.式を立てる。
3.立てた式を解く。

という3つののSTEPが存在しています。

文章題が苦手だという子はこの1と2でつまづいていることが
ほとんどですね。

そもそも書かれた文章の意味が理解できなければ、
次の式を立てるところへ進めませんから、
問題が解けるはずもありません。

ではどうすれば、文章題の文章の意味を理解できるようになるのか?

まずはこの部分にフォーカスしてお話をします。

 

書かれた文章の意味を理解する力をつける方法

文章の意味を理解する力というと、どうしても国語の読解力を想像しがちです。

書いている文章の内容が理解できないんだから、
やはりその国語の読解力が足りないのだと先生や親は考えるわけです。

でも、もしそうだとしたら、

文章題が得意になる秘訣=読解力を身に着けること

みたいな捉え方になってしまいますよね。

極端な話、読解力がある程度つくまでは、
いくら文章題の勉強をしても出来るようにはならない
という解釈もできてしまいます。

そうして、

「うちの子は、読解力がないから、やっぱり文章題は無理だわ…」

とあきらめる親御さんも出てきてしまう。
果たしてこの考えは正しいのでしょうか?

 

文章題を解くために必要な読解力は少しだけ

確かに、文章題を解くために読解力は必要です。
日本語を読めない外国人が、
いきなり日本語で書かれた文章題を解くことは不可能ですからね。

ただ文章題を解くために必要なのは「ある程度」の読解力だけです。
日本で普通に生活できているレベルであれば、
文章題を解くための必要最低限の読解力は備わっていると思って大丈夫です。

 

じゃあなぜ必要最低限の読解力が備わっているのに、
文章題の意味が理解できないのか?

 

これは、読解力ではなく論理力が欠けているからです。

論理力とは、簡単に言ってしまえば話のつながりを理解する力のことです。

「これがこうだから、こうなんだ」

と正しく理由付けできる力もこの論理力になります。

 

文章題を解くカギとなる論理力

文章題の問題を解くには、話の流れを論理的に捉えて、
何をXに置けばいいかなどを論理的に考えなければなりません。

ある程度読解力があれば、文章を読むこと自体はできるはずですから、
あとはその読み取った文章を論理的に理解していくことが必要になるわけです。

つまり、書かれた文章の意味が理解できないという場合、
そのほとんどが、文章を読めていないのではなくて、
文章のつながり(=論理性)が把握できていないということになります。

文章題を解くために本当に必要なのは読解力というよりは論理力の方なのですね。

 

しかしながら・・・

 

この論理力は年齢と共に発達するものになります。
小学生くらいから鍛えることはできますが、
しっかりとした論理的思考が身に付くのは高校生くらいになってからです。

そういう意味では、
数学の文章題を解くために必要な論理力は、
中学生の間には十分身に付かないということになってしまいます。
(*もちろんこれは一般的な話で、個人差はあります。)

 

文章題を解くために必要な力は論理力。
でもその論理力は中学生のうちには十分に身に付かない。

これってとても矛盾しているように思えますよね?

結局のところ、
文章題を解くには論理力が必要なわけですが、
その論理力が十分じゃないというのが中学生の段階。

でも、そうは言っても文章題がテストや入試に出題される以上、
解けるようにならなければならないわけです。

じゃあ、どうするか?

 

中学生が文章題を解けるようにする方法

方法は2つです。

1.論理力を徹底的に鍛える
2.論理力を使わなくても解けるようにする。

このどちらかになります。

1ももちろん可能です。
論理力を鍛えることができれば、数学の文章題だけではなく、
国語の読解問題も解けるようになりますし、
その他の科目にもよい影響を及ぼすことになると思います。

ただこの方法は時間がかかります。
もし時間に余裕があるようであれば(長期休みとか)
トライしてみてもいいでしょう。

(※参考ページはこちら

 

そうなると結局は、
論理力をなるべく使わないで解けるようなトレーニングを
積む必要があるわけです。

そしてそれが実現可能な方法が

パターン化

です。

パターン化してしまうことに対する賛否両論があるようですが、
中学生が文章問題を解けるようにするためには、まずここから入るのが一番です。

 

パターン化とは、

『解き方の似た問題を数多く解いて、その解き方のパターンを覚えてしまう』

という方法になります。

流れとしては、

1.例題を見て、解き方を理解する。
2.その例題を今度は解き方を見ないで自力で解いてみる。
3.類題を解いてパターンを覚える。

という感じですね。

 

ときどき

「何問くらい類題を解いた方がいいですか?」

と聞かれることがあるのですが、そんなときには、

 

「自分で、もうそのパターンは大丈夫だと自信がつくまで。」

 

と答えています。

自信がつくというのは、問題を見たときに。

はいはい、このパターンね・・・

って言えるレベルです。

まぁ目安でいうと、同じパターンの問題を
7,8問くらい解けば、大体の人がそうなれるんじゃないでしょうか?
苦手意識の強い人はもうちょっと数をこなしてもいいかも知れません。

解ける問題が手元にあまりないという場合は、
問題集の購入も視野に入れてください。

(*ただ、一番大事にすべきは学校の教科書やワークです。そのあたりは
これだけで数学の点数アップ!【最強の問題集】とその使い方 を参考にしてください。)

 

こういう勉強法ができると、

「はいはい、このパターンね(笑)。まずはこいつをXと置いて、それから・・・」

という感じで、論理力をそれほど使わなくても
反射的に解き方が思い浮かぶようになってくるはずです。

1つのパターンをマスターできたら、
どんどん次のパターンにも取り組んでいきましょう。

 

ここでの注意点は、

いきなりたくさんのパターンに手を出さない

ということです。

1つずつ、確実に慣れていってください。

もちろんテストでは複数のパターンが登場してくるわけですから、
それらが混ざって出てきても対応できるための対策も必要となります。

教科書や問題集の章末問題などで、しっかり練習しておきましょう。

 

以上のようにパターン化学習ができれば、
最初に書いた文章題を解くための3STEP

1.書かれた文章の意味を理解する。
2.式を立てる。
3.立てた式を解く

のうち1と2はクリアできたことになります。
あとは、それを立てた式を解く3だけですね。

ただ、ここで間違えたらせっかくのこれまでの努力も全て水の泡です。

数学で結局最後にモノを言うのは計算力。
計算力がないと、文章題だって解けるようになりません。

中学数学|計算問題で100%正解するための4STEP勉強法

計算スピードを加速して速く問題をとくための4STEP

の2つの記事も参考にしながら常に計算力アップも意識しておいてください。

 

以上、文章題の勉強法についてでした。ぜひご参考に。

 
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