科目別の勉強法

中学社会(地理・歴史・公民)の勉強法

 

今回は中学校で学習する地理歴史公民
勉強法についてお話をしたいと思います。
社会科で共通して言えるのは、

 

「とにかく覚えることが多い」

 

ということ。

 

ですから、どうしても暗記の科目だと言われ
てしまうのですが、ただ言葉を暗記している
だけでは十分な点が取れないというケースも
多々あります。

 

そこで今回は地理・歴史・公民それぞれに
おける暗記のポイントについてお話をして
おきたいと思います。

 

細かくポイントを挙げていくとキリがない
ので、今回は地理・歴史・公民ごとに1つ
だけポイントを解説していきます。

 

 

地理的分野の暗記ポイント

 

地理の暗記ポイントは、

 

「場所(地図)とセットで覚える。」

 

ということです。

 

地理においては多くの地名、また地形の名前
が登場してきます。
それを名前だけではなく、きちんと地図で
確認して場所もセットで覚えようということです。

 

例えば、一問一答の問題集を解く場合でも、

 

[Q]
九州でピーマンなどの促成栽培が盛んな平野
はどこか?

 

こういう問いに対して、

 

[A]
宮崎平野

 

という答えを出せることはもちろん、その
宮崎平野がどこにあるのかも地図上で確認
しておきましょうということです。

 

こういう農作物系に関しては、

 

「生産量が一番多い都道府県はどこか?」

 

なんていう問題もよく出題されます。

 

そういう場合には当然、その答えとなる都道
府県名だけではなく、その都道府県の位置も
わかっている必要があります。

 

47都道府県の位置と名前、あと県庁所在地
くらいは言えるようにしておきましょう

 

 

歴史的分野の暗記ポイント

 

歴史の暗記ポイントは

 

「時代(年代)とともに覚える」

 

ということです。

 

何かの出来事や人物が出てきたら、いったい
それが何時代の出来事や人物なのか、
それを合わせて覚えておくと受験にも役立ちます。

 

ただ、それが役立つのは、前提として時代の
流れが頭に入っている場合です。

 

まずは旧石器から平成までの時代の流れを、
1つずつ正しく言えるようになるまで、
しっかり覚えてみてください。

 

パっと出てこない場合は歴史の教科書を参考
にするといいでしょう。
(*あえてここには書きませんので。)

 

そしてそれを覚えた上で、何かの出来事や
人物が出てきたときに、必ず時代とセットで
覚えるように心がけていってください。

 

こういう勉強を続けていると、徐々に各時代
のイメージというのが頭の中に出来上がって
きます。

 

「確かこの時代はこんなことがあった時代で、
こんな人が活躍したな・・・」

 

という感じに。歴史が好きで得意という人は
大体こういったイメージを持てていることが多いですね。

 

また、先ほど地理で話をしたポイントと同様に
歴史でも地名が登場してきた場合は、その
場所を地図とセットで覚えるようにしてください。

 

こういうところまでしっかり覚えておかない
と高得点を狙うのは難しくなりますね。

 

 

公民的分野の暗記ポイント

 

続いて公民の暗記ポイントは

 

「図や表ごと覚える。」

 

ということです。

 

全てを図に描いて、というわけではなく、
教科書内で図式化されているものに関しては
そのまま覚えてしまおうということです。

 

例えば代表的なものであれば「三権分立」
の図があります。

 

国会・内閣・裁判所の関係を図にしたもので
それぞれが行う業務の内容が矢印で表されて
いますね。

 

こういう図になっているものは、ほぼそのま
まの状態で定期テストや受験に出題される
こともありますので、丸ごと覚えてしまった
方がいいわけです。

 

もちろん、そこに書かれている言葉の意味も
理解した上で覚えてくださいね。

 

また図だけではなく表になっているものも
あります。

 

例えば衆議院と参議院の違いなどです。

 

こういうのも表を丸ごと覚えてしまうつもり
で勉強してください。

 

 

というわけで、ここまで地理・歴史・公民
それぞれについて暗記する際のポイントを
解説してきました。

 

基本的にはどれも

 

「 用語 + 意味 + α 」

 

というものになっています。
用語と意味だけで覚えるのではなく、そこに
更に+αの知識を加えて覚えておくことが
大切だということです。

 

この+αの部分に関しては、上記の通り
地理・歴史・公民でそれぞれ異なるわけです
が、それに合わせてもう一つ、

 

「テストの傾向」

 

を見たうえで、何を+αで覚えておいた方が
いいのかを判断してみるといいかと思います。

 

定期テスト対策としてなら、前回受けた定期
テストの問題、受験対策なら昨年や一昨年の
過去問を眺めてみて、用語以外に問われてい
るものを見れば、ある程度の判断がつくと思います。

 

用語+意味を覚えることがはもちろん大事で
すが、そこに+αを意識できてこそ、本当に
役立つ知識となるわけです。

 

ぜひ参考にしてください。

 

 

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