今日は、
『テストで点を取るために
絶対にやるべきこと』
というテーマでお話をします。
先日、塾に通う生徒たちに
「テストで点を取るために絶対にやる
べきことって何だと思う？」
という感じで質問を投げかけてみまし
た。すると、
「たくさん勉強すること！」
「解いた後に見直しをすること！」
「学校の授業をちゃんと聞くこと！」
「何度も問題集を解き直すこと！」
「暗記を完璧にすること！」
という答えが返ってきました。
別にどれも間違ってはいませんね。
全てテストで点を取るためには必要な
ことばかりです。
じゃあ、そこまでわかっていて
なぜ点が取れないのか？
それはそう思っているだけで、ちゃん
とやれていないことが多いからです。
行動がともなってない。
わかってるならやればいいんです。
そうすれば点が上がるんですから。
でも・・・
それができないから困っているんです
よね？
わかります、その気持ち。
自分も中高生のときは全く同じ状態
でしたから（笑）
さて話を戻しますが、先ほど生徒たち
から出てきた回答の他に、あと１つ
テストで点を取るために絶対にやって
ほしいことがあります。
それは、
『テストの振り返り』
です。
テストが終わって返却されてきたら、
必ずそのテストの振り返りを行って
ください。
なぜ振り返りを行う必要があるのか？
それは、
「次のテストで点を取るためのヒント
を見つけるため。」
です。
例えばですが、テストの振り返りを
行ってみたところ、今回間違えていた
問題の多くは、学校の問題集から出題
されたものだったということがわかっ
たとしましょう。
そういうことがわかれば、
「よし、じゃあ次のテストに向けては
学校の問題集をもっとしっかり勉強
しておけばいいんだな！」
ということに気づけると思います。
これが次回テストで点を取るための
学習のヒントとなるわけです。
テストが返却されてきたら、テスト直
しを学校や塾でさせるところもあると
思いますが、この振り返りまできちん
とできているところは少ないと思いま
す。
テスト直しをきちんとすれば、そのテ
ストに出た問題は確かに解けるように
なるかも知れませんが、次のテストで
点が取れるようになることには直接的
にはつながりません。
ですから、テストが返ってきたら、単
にテストの直しをするだけではなく、
しっかりとこのテストの振り返りも
行って欲しいと思います。
＜テストの直しと振り返り＞
・テスト直し
→今回のテストに出た問題が解ける
ようになるだけ。
・テストの振り返り
→次回のテストで点を取るための
ヒントが掴める。
この違いはわかりましたでしょうか？
一番ダメなのは、テストが返ってきた
ら、点数を見て、すぐに捨ててしまう
ということです。
過去の経験から言うと、平均点に届い
ていない人に多いケースですね。
テストで点が取れる人ほど、終わった
後のテストをしっかり利用できていま
す。
テスト後は必ず『テストの振り返り』
を行う。
これがテストで点を取るための大事な
勉強法です。
