勉強は基礎が大事！

今日は『勉強は基礎が大事』というテーマで
話をしたいと思います。

今回のテーマである『基礎が大事』という言
葉はあちこちで言われているので、聞いたこ
とがあるという人も多いかと思います。

ただ、実際にはできていないというか、その
重要性に気付けていない人もいるようなので
今日はその解説をしたいと思います。

そもそも基礎ってなんでしょうか？

基礎とは勉強をしていく上での“土台”と
なる知識や力のことを指します。

具体的には、

・漢字力
・計算力
・単語力

などのほか、

・前学年までに習った内容

というのもそれに含まれますね。

一番分かりやすいのは数学の例だと思うので
すが、数学の場合は、中１で学習した内容の
発展版を中２で学習し、その更に発展版を中
３で学習するような流れが組まれています。
（※一部単元は除く）

つまり、中２のある単元をマスターしようと
思ったら、中１で学習した、そこと関連ある
単元をある程度まで理解しておく必要がある
というわけなんですね。

そしてもちろん、数学の問題を解くためには
必ず“計算力”も必要になります。

計算力については、

に詳しく書いているので参考にして欲しいの
ですが、この『基礎』の力がなければ、いく
ら公式や解き方を覚えても、結局計算で間違
って点が取れないということになってしまいます。

英語に関しても、いくら文法を必死になって
勉強しても、単語の力がなければ、問題を解
くのは難しいですよね。

こういった基礎的な力を、多くの人は甘く
考えすぎています。

特に計算力については、数学が苦手だという
多くの人が、そこでつまづいているにも関わ
らず、なぜか力を入れて勉強しようとしない
んですね。

なぜ多くの人は計算の勉強に力をいれようと
しないのか？

考えられる理由としては、

１．計算くらいできるだろうという思い込んでいる。

２．計算を勉強する価値を感じていない。

このどちらかだと思います。

１の思い込みは非常に危険です。特にケアレ
スミスを多くしてしまう人は、根本的に計算
のやり方が間違っているか、もしくは非効率
な計算の仕方をしてしまっている可能性があります。

そういう人はぜひ先ほども紹介した

を読んでおいてください。

そして２のように計算の勉強をする必要性を
感じていない人も多いようですが、計算力は
“筋力”と似ています。

筋力は筋トレをしないと衰えますよね。
同じく計算力も練習を怠ると衰えてしまいます。

どう衰えるか？

解き方を忘れることもあるでしょうが、一番
衰えるのは計算のスピードです。

たくさん解けば解くほど、計算スピードは
上がります。それはコツとパターンを掴める
からです。

しかしながら、しばらく計算をしないでおく
と、そのコツとパターンを忘れてしまうんですね。

そういうのを忘れても、計算自体の解き方は
覚えていて解くことはできるので良しとして
しまいがちなのですが、実際には計算スピー
ドは低下しているわけです。

計算スピードがスピードが落ちれば、それだ
け解ける問題数も少なくなってしまいますか
ら、時間勝負のテストでも点数が下がる結果
になることが多いですね。

そのように「時間が足りない！」と思ってい
る人は、計算のトレーニングが不足している
可能性が大です。

たかが計算、されど計算ですから、しっかり
トレーニングをしておきましょう。

以上、今日は『勉強は基礎が大事』という話
をしてきました。

最後は数学の計算の話がメインとなりました
が、どの科目でも基礎が大事ということには
かわりはありません。

思うように点が取れないな・・・

と感じる科目があれば、そんな基礎力が不足
していないかを一度考えてみてください。