高校受験の勉強法(4)過去問はいつから始めればいいか?



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高校受験の話を続けます。

よく、中3生や中3生の保護者から

「高校受験の過去問はいつからやればいいか?」

という質問を受けます。

今回はその質問に答える形で、
過去問を解くタイミングとその目的について
お話をしていきたいと思います。

 

過去問を解くタイミングは

「受験の直前」

というのが一般的のようです。

それまで受験勉強で培ってきたそこで試してみるという意味合いですね。

もちろんこれも過去問を解くタイミングであり、
その目的でもあると思うのですが、
わたしが考える過去問を解くタイミングというのは、
これも含めて全部で3つ存在しています。

それについて解説をしますね。

 

過去問を解くタイミング(その1) 夏休み前

過去問を解く最初のタイミングは中3の夏休み前です。

「えーそんなに早く??」

と思うかも知れませんが、もっと早くても構いません。

もちろんこのタイミングで解くと、
学校でも中3内容を全ては学習仕切れていない状態で解くわけですから、
いい結果を出すことは難しいかも知れません。

ただ、このタイミングで過去問を解くのは
いい結果を出したいからではありません。

夏休み前に過去問を解く目的は以下の2つです。

1.ギャップを知る。
2.傾向を知る。

です。

 

1.ギャップを知る。

これは

高校受験の勉強法(2)志望校合格のための3ステップ勉強法

でお話した内容ですね。
受験に向けて勉強をすすめていくには、
まず今の自分と、向かうべき志望校とのギャップを知ることが必要です。

内申点のギャップもそうですが、
こうやって実際の問題が今どれだけ解けて、
本場ではどれだけ解けるようにならなければならないのかを
この時期に知っておくことも大事です。

じゃあなぜこの時期なのか?

それはもちろん夏休みに挽回するためです。

夏前にギャップを知り、自分に足りないものが自覚できれば、
それを元に夏休み勉強に取り組むことができますね。

これが夏が終わって、学校が始まってからだと、
学校の勉強に追われて、思ったようにギャップを埋めることができない
可能性もあるわけです。

ですから、自分と志望校とのギャップを知り、
そしてそれを確実に埋め合わせる勉強を夏の間にするためにも、
夏前に一度過去問を解いておくことが必要になります

 

2.傾向を知る。

これも上記とほぼ同じですね。夏前に傾向を知っておけば、
夏休み中、その傾向に合わせて勉強することができます。

なおこの傾向を知る上で参考にしてもらいたいのが、
各過去問集の前の方についている傾向分析のページです。

過去問を1年分やったくらいでは受験問題の傾向が掴めたとは言えません。
あくまでその年に出された問題の傾向がわかったというだけ。

とはいえ何年分も解くのは時間も体力も必要ですし、大変ですよね?

そこで今話した傾向分析ページを利用するわけです。

過去問の出版社によって若干の構成は異なりますが、
おおよそ過去3年~5年の出題傾向や勉強すべきポイントなどが書かれているはずです。

そういうものを参考にすれば、
ここからの時期どんなことを勉強していけばいいかが明確になります。

というわけけで、これから過去問集を購入する場合は、
単に過去問のみが掲載されているものではなく、
こういう傾向分析が付いているものを選ばれることをおすすめします。

 

以上、

1.ギャップを知る
2.傾向を知る。

この2つの目的のため、最初に過去問を解くのは夏休み前ということを
推奨しておきます。

 

過去問を解くタイミング(その2) 私立の受験校決定前

2つ目のタイミングは私立の受験校決定前です。

志望校=受験校となった場合は問題ありませんが、私立高校受験の直前など、
いくつかの私立高校から、自分に合った受験校を決定しなければならないという場合に
過去問を解いてみることをおすすめします。

例えば、自分の実力(偏差値)で考えると受験校の候補が3校出てきたとしましょう。
そのうちのどこにするかというのを決めるときに、
その3校ともの過去問を一度解いてみるということをします。

私立の場合は各学校によって問題傾向がバラバラです。
同じ偏差値だから、同じような問題やレベルで出題されているということは
ないわけです。

ですから実際にやってみるとわかるんですが、

「あ、この学校の問題は解きやすい!」
「こっちの学校の問題むずかしすぎるなぁ・・・」

などの感じ方の違いが出てくると思います。
問題自体の難易度の差もあるでしょうが、解く人と問題そのものとの相性もあります。

ですから、受験問題の相性がよさそうな学校を見つけるために
過去問を利用するというのがこの時期の過去問の使い方です。

もちろん過去問との相性だけで学校を決めることはおすすめしません。
前回の記事を参考に他の要素も加味した上で最終的な決定をしてください。

また、受験校が決まっている人も再度このタイミングで過去問に取り組み、
実際の受験までの勉強計画を練り直しましょう。

 

過去問を解くタイミング(その3) 受験の直前

一般的によく言われる過去問を解くタイミングがここですね。

ただ受験の直前といっても、

「いったいどれくらい前から解き始めるのがいいか?」

そこが気になるところだと思います。

ここに関しては、

「おそくとも冬休みから」

という回答にしておきます。

なおこれはあくまで2月前後に受験があると過程した場合です。
それより早い時期に受験がある場合は、もっと早くから取り掛かる必要があります。

ここで過去問を解く目的は最終調整です。

過去問を解いて出来ない問題があるなら、
それを出来るようにするために勉強をします。

また時間配分も意識しなければなりません。

何度解いても時間が足りない、ということがあれば、
問題を解く順番の調整や、敢えて解かない問題の設定など
そのあたりもこのタイミングで考えておかなければなりませんね。

 

さてここまで過去問を解くタイミングについて話をしてきました。

「過去問を解く≠受験直前」

ということは分かりましたか?

もし過去問は受験の直前にやるものだと思い込んでいて、
それまで全く過去問を解かずにいたら・・・

受験直前になって、

「えー、こんな問題が出るの??」
「こんな難しい問題解けないよ・・・」

ということになってしまいます。
これではもう手遅れですよね?

受験勉強をスムーズに進めるためにも
まずは早い段階(夏休み前)に一度は過去問を解いておくというのが大事です

タイミングがつかめたら、あとはその使い方です。

過去問はただ解けばそれで終わり、ではありません。
そのあたりについて次回この続きをお話したいと思います。

 

p.s

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2 merumaga2

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