学習塾選びについて

現在通っている塾を変える(辞める)べきかどうか?

 

今日は、

 

【通っている塾を変える(辞める)べきかどうか?】

 

というテーマでお話をします。

 

現在は多くの中高校、また小学生までもが塾
に通って勉強する時代です。

 

そんな中、

 

『塾に通ったけど成果が出ない。』

 

という理由で、別の塾に変えようとする人
たちも多くいます。

 

今回はそうやって塾を変えようかと思ってい
る人たちが、

 

『本当に塾を変えるべきなのかどうか?』

 

という判断に困った場合、その判断基準にな
るようなお話をしたいと思います。

 

 

塾を変える相性判断~3つの視点~

 

人と人とに相性があるように、その子と塾と
の相性もあります。もっと言うと、その子と
教えてくれる先生との相性もあります。

 

目には見えない部分なのでなかなか判断が難
しいですが、確実にこの相性というものは存
在しているんですね。

 

その相性が悪いと成績は上がりません。

 

じゃあ相性が合っているかどうかは、どう判
断すればいいか?

 

この場合は3つの視点で見ることになります。

 

1つ目は親の視点。
2つ目は子どもの視点。
そして3つ目は先生の視点です。

 

ここから、それぞれの視点について解説をしていきます。

 

1.親の視点。

 

1つ目の親の視点とは、

 

・子どもは塾に生き生きと通っているか?
・家で先生や授業の話を良くしてくれるか?
・家庭学習の態度、やり方は変わったか?
・宿題はきちんとやっていっているか?
・塾は子どもの成績に対して親身になってくれると感じているか?

 

など、目に見える成績の数値だけではなく、
上記のような親としての感覚の部分も含めて
判断します。

 

もちろんすべてが満足いく状態の塾というの
は少ないかも知れません。

 

ただ、このうちのほとんどがNGだと感じる
場合は、どこか塾と子どもが合っていない
という可能性もあります。

 

特に大事なのは塾に通い始めて、子どもの
家庭学習に向かう態度が変化したかどうか。

 

塾にいくら通っても、家庭で全く勉強しなけ
れば成績なんて伸びません。

 

そこが変わらずの状態であれば、まずは早め
に相談をすべきです。

 

そのときの塾側の対応や今後の対策プランな
どを聞いて納得できるかどうかも、大きな
判断ポイントとなるはずです。

 

 

2.子どもの視点

 

2つ目の子ども視点とは、

 

・塾へ通うのは楽しいか?(苦ではないか)
・このままで成績が上がりそうか?
・先生は自分に好意的か?
・宿題はちゃんとやれているか?
・学校より頼りになると感じるか?

 

などを通っている子ども自身に考えてもらう
内容になります。

 

ここで特に大事なのは

 

「このままで成績が上がりそうか?」

 

というところです。突き詰めていけば、

 

・先生の話は分かりやすいか?
・問題は解けるようになっていっているか?
・やる気にはつながっているか?

 

などに細分化されていく質問ではありますが
そういうのを総合的に、また感覚的にとらえ
た場合に、

 

『このまま塾を続けていくことで成績が上が
りそうだ』

 

と、生徒本人が思える塾で無いと、結果的に
成果が出る可能性は低いと思われます。

 

なぜなら、そういう塾は目標設定や動機付け
など、生徒の成績を上げるために必要な道具
をうまく使えていない、もしくは持ち合わせ
ていない可能性があるからです。

 

大学生講師に大半を任せてしまう個別指導塾
に多いのがこのパターン。

 

とくに1:3以上の演習中心型の塾になると
その多くが、そこまでのノウハウを持ち合わ
せていませんから、結局は本人のやる気次第
というところになるんですね。

 

そんな中で、本人も成績が上がりそうと思え
ないという塾であれば、今後よい結果につな
がることは難しいと言えるでしょう。

 

 

3.先生の視点

 

そして最後の3つ目は塾の先生の視点です。

 

実際に授業を受け持ってもらっている先生
自身にこのままで子どもの成績が伸びる可能
性があるかどうかを聞いてみるということです。

 

ここで、渋い反応であれば、おそらくその
まま続けても厳しいでしょう。

 

先生の方も、もう出す手が無くて困っている
可能性もあります。

 

反対に、

 

「あと○○と××だけ改善できれば、きっと
よくなりますよ。」

 

と建設的な意見が聞ければ、もう少し様子を
見てもいいかも知れません。

 

ただし、その意見に説得力があればの話ですが。

 

あとはその対策を、子どもが実際にできる
レベルまで落とし込んでもらうことが大事です。

 

いくら成績を上げるための対策とはいえ、

 

「1日10時間は頑張って勉強しよう!」

 

では、誰もやる気になりませんから。

 

 

さて、ここまで塾との相性を見る視点を3つ
紹介してきました。

 

1.親の視点
2.子どもの視点
3.先生の視点

 

それぞれの視点を通して、今の塾との相性を
感じ取り、今後このままの塾を続けていいの
かを判断する材料を得ようという話でした。

 

これらを総合した結果、仮に塾を変えた方が
いいとなった場合、

 

『じゃあ、次の塾はどう選べばいいのか?』

 

という問題が持ち上がってくると思います。
その点については、また次回の記事でお話し
したいと思います。

 

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